連続投稿七日目。はて、そこに真の意味は在るか?
芋焼酎、黒霧島が全身に回った状態で編集画面に向かっている。連続投稿記録を絶やしたくない、それだけの為に。
Twitterに毎日言葉を流すことは簡単だったが、ブログとなると少し事情が異なる。作業が一瞬で終わらない。慎重に文面と向き合っている自分が居る。
何より中身よりも前に、自分に課した題目を果たそうと必死になっている。そこに意味は無い。ただ自分の気持ちの為だ。そしてこの突発的な気持ちこそが私を突き動かしているということを私自身理解しているつもりでいる。これを逃せば、私の熱意はあっという間に冷めていく。
何の変哲もない土曜日、改めて記すことなど無い。重い身体、やり残した様々、考えたくもない過去と未来。
生活を一新する上で、アルコールについてもそれなりに考えた。ストレスが募れば自ずと度の強いアルコールに手を伸ばす機会が増える。素面でない時間を設けたいとの欲求が湧き上がってくる。しかし一瞬酔いしれても、翌日が光り輝いた日になったことなど一度も無い。すっきりしない胃に何かを流し込まないと落ち着かない様などうしようもない目覚めを迎えるだけなのだ。飲み過ぎなければ酔えず、飲み過ぎれば具合が悪くなる。丁度良い加減の酔いを体感出来たことが無い。
誰か愛する人とゆったりとした空間でアルコールに身を任せることが出来たなら……。そんな思考は妄想でしかなく、しがない空白を噛み締めるだけの現実のみが私の人生を形作って来た。
間も無く零時を迎えようとする時計に焦りながら、無為にキーボードを叩いている。
それなりに一つを時代を実感出来る程の時間を生きたのに、未だ何もわからない。嗚呼、愚か者の人生はなんと悲惨なものなのだろう。
冷蔵庫から烏龍茶のペットボトルを取り出し、一口飲み終えた所で「公開する」のボタンにカーソルを合わせる。
公開と後悔が同音異義語とは、なんと皮肉な言語だろうとの想いを抱きながら。
……。
推敲の作業に気を奪われている内に、2月19日へと日付が変わってしまった。
連続記録は途切れてしまった。残念。