滔想 tōsō

開設 2023年1月17日 火曜日 午前3時51分58秒

Twitter Clients

 なんだかんだ言ってTwitterはとてもおもしろいと思う。

 

 VAIOWindows7の頃はTween、MacBook Airでは夜フクロウ、そしてThinkPadでWindows10を使うようになってからはTweetenを使うようになった。

 なんとなくブラウザから独立している状態のクライアントが好きだったので、今回のTwitter界隈の変化は非常に辛い。それにTweetDeckさえ有料サービス化するとの話も聞こえてくる。

 元々、スマートフォンでは気になるアカウントについては個別にブラウザのブックマークに入れて見ていて、公式も含めアプリ全般を活用していなかったのであまり詳しくはわからないが、そちらの方も色々と改変があっているようで。

 

 テレビは地デジに移行するときに処分してしまい、新聞も購読していないので、情報収集は専らネットに頼っているのだが、Twitterはそんな人に打って付けの代物だ。行政も報道も流行りも全てここで俯瞰出来る。何気ない、ほんの短い言葉をタイムラインに流せば、リアルタイムで「いいね」やリツイートで反応も貰える。嗜好の近い人たちとの緩い繋がりも心地良い。

 

 一方、SNS全般に言えることだが依存性が凄い。テレビを眺めている時よりもあっという間に時間が過ぎて行ってしまう。能動的に接している様でいて、実際はただ溢れかえる情報の海に溺れてしまっているだけだ。このシステムを上手に使いこなせている人も間違いなく居るが、僕の場合は残念ながらそうではなかった。情報社会、格差社会の片隅で膨れ上がる自我のガス抜きに利用していただけだったと思う。

 

 Twitterの世界に入り浸り過ぎたので、一度に書こうとする文章を何となく140字以内に収まるようにする癖さえ身に染み付いてしまった。

 

 有り余る情報からの脱却、それを向こう側から用意してくれているのだと、これを好機だと捉えることも出来るのかもしれないが、Twitterから離れたとしても別の形で情報を探しに行くだけなのだろうな。

 

 ネット依存症は現代の深刻な病だと思う。